個人の骨の大きさ、筋肉質など日々研究


骨格や筋肉が一人一人違うので
手の感覚を研ぎ澄ませていく


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手の感覚を研ぎ澄ませる、とはどういうことですか?

佐藤先生

施術には、手の中指を主に使います。
なぜなら、人間の両手の中指が一番使う指であり、ほかの指に比べて感覚が鋭い指で、カイロプラクティックフィンガーと言われる指です。
施術には、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)・上頭斜筋(じょうとうしゃきん)・下頭斜筋(かとうしゃきん)・肩甲挙筋(けんこうきょきん)を中心に張りの確認をしていきます。
手というか指先の感覚一つで、その方の筋肉状態や骨格を指で見るんです。
首は急所と言われているとても大事な所です。
筋肉の張り状態も、ギューギューに押すのではなく、優しく触ります。
それは、首の後ろについている筋肉だけで7つあり、それが幾重にも重なっています。
ですので、押すとどの筋肉を触っているのか分からなくなるためです。
しかも、その首の一点だけを施術して身体の歪みを取り除いていくのです。
その一点は普通の感覚では見つける事が困難なところにあります。
そこを見つけるには訓練しかありません。指に目を養わなくてはいけないのです。

手の感覚が研ぎ澄まされないと、どうなるのですか?

首の筋肉は全部で15種類あります。
その筋肉は幾えにも重なり合って私達の首の骨に頭の骨に腰の骨にくっ付いています。
最近インナーマッスルと呼ばれているのは深層筋です。
字の通り深い層にある筋肉なんです。
それらの筋肉の先にある骨へ首の施術は行いますが、首の骨には7つの骨が密集しています。
「スペシフィックカイロ路」で施術するのは、首の骨の一番上の部分の最先端です。
手の感覚が研ぎ澄まされていないと、何層も重なった筋肉の下に施術する骨があるため、違う部分を調整してしまう恐れがあります。
また、筋肉の張りを見ていく段階で、上頭斜筋・下頭斜筋・肩甲挙筋は、重なっている筋肉の隙間から1cm程度しか出ていないため、張りを見るのが非常に難しく技術が要求されます。

状態によって骨の角度や筋肉の張り具合が変わってくるんですか?

身体の歪み肩こりや腰痛、手のシビレ等によって違います。
「肩こり」だけで考えますと、肩甲挙筋は肩甲骨を引き上げる役割をしています。
肩甲挙筋が張っていると、上に引っ張り上げられている状態なので、筋肉が収縮しているので、肩の痛みが出てきます。
また、極端な例だと、右足を捻挫したとすると、左の首の骨が後ろか前に行っています。
首の骨が前後どちらかに動いていると想像して頂いたら分かるかと思いますが、それに連れて筋肉は動いています。
前に骨が行っていたら、前に引っ張られているし、反対に後ろに骨が行っていたら、後ろに収縮が起っています。
実際はもっと複雑に筋肉の収縮が起っています。

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